デザインポリシー -Design Policy-
Cz PLANNINGのウェブアクセシビリティに対する考え方
Cz PLANNINGは、ウェブデザインを主としたすべてのサービスにおいて、アクセシビリティ・ユーザビリティを配慮したヒューマン センタード デザイン(Human Centered Design)を基本理念として提供するものとします。
1. HTML/XHTML/CSSはWeb標準に準拠
HTML/XHTML/CSSは、その時点でW3C(World Wide Web Consortium)が公式に発表している正しい文法ルール(整形式)での記述を行い、 廃棄予定、または推奨されていない技術は原則的に使用しないものとします。
また、HTML/XHTML/CSSのコーディング時は、当所が規定する数種の検証ツール・検証ソフト等によって記述内容やアクセシビリティに関する多角的なチェックを行います。
2. IT支援技術(アシスティブ テクノロジー)への考慮
高齢者や身障者に対する支援技術(音声読み上げソフトなど)、CSS非対応ブラウザ、テキストブラウザ等に対する整合性にも考慮したWebデザインを心がけ、より多くの人がお客様のウェブサイトを有効に利用していただけることを目標とします。
3. ウェブコンテンツに関する規格や技術仕様の遵守
FlashやPDF等、特定の企業が推進している技術を利用する場合は、それぞれの企業が公式に発表している規格や仕様を守り、構成や表示方法を検討いたします。
インターネットの今
数年来、インターネットの爆発的なブームに伴い、PC性能は日進月歩で目覚しくアップ、テレビやDVDの視聴にも耐え得るハイコントラスト高解像度液晶モニタも出現、加えてデータ転送能力を格段に上げるADSL・FTTHなどの高速通信技術や高機能なソフトウェアが広く普及したことで、現在では企業・個人を問わず、実に鮮やかで華々しい、動的なウェブサイトが主流となっています。
同時に、次々と新しいOSやブラウザがリリースされてきましたが、それぞれのブラウザが独自にHTMLの要素や属性を拡張し、CSSを使わずに表示方法を指定する技術を取り入れ、W3Cの意図(Web標準)と大きく異なる進化をしたために、各ブラウザとその新旧のバージョンによって、HTML/XHTMLやCSSに対する解釈の差が生じるようになってきました。これが、プロ・アマを問わず、良く言えば「自由性の高い」、悪く言えば「身勝手な」ウェブサイトが氾濫することになった大きな原因のひとつです。
同時に、検索エンジンの上位表示を目的とするSEO・SEM対策の競争も盛んになりましたが、これらに含まれる非合理的な一面が、HTMLやCSSを本来のものと違った目的で使われることに拍車をかけたことも否めないでしょう。
結局のところ、ハードウェアとソフトウェアが共に高水準で進化を遂げる中で、高齢者や身障者に対する配慮はむしろ退化するという結果に陥ってしまったのです。
ウェブ・アクセシビリティの現実 (CSSレイアウトの問題点)
そんな風潮の中、W3CやThe Web standards Projectなどを中心として、Webデザインにおけるアクセシビリティやユーザビリティへの配慮を行うために、より一層のWeb標準を目指す動きが世界的に見られるようになってきました。
しかし、残念ながら現状ではすべてのウェブサイトがW3Cの推奨する文書構造と視覚表現の分離(HTML/XHTML+CSS)を実現することは困難な状況にあります。
先にも述べたように、現状では各ブラウザのCSS解釈の違いや固有のバグにより、異なるブラウザやバージョン間での表示安定性を保持するのが著しく難しいという問題があるためです。もちろん、そうした問題を解消するための手段がないわけでありませんが、取り扱いが複雑な上にどれも暫定的で完全とはいえないため、本来文書の構造を記述するためのHTMLに視覚表現をも記述するという実装手法に依存することを認めざるを得ない事情もあるのです。
また、HTML/XHTML+CSSによる文書構造は、その文法だけでなくWeb標準に基づいた適切で構成的なタグ付けが必要であるため、一般的なオーサリングツール(ホームページ作成ソフトなど)だけで機械的に作られた文書構造には往々にして問題があることが多く、CSSの導入に対して尻込みをしてしまうケースも少なくないようです。
しかし、インターネットユーザーのシェアブラウザが新しいものへと切り替わってきていることに加えて、2006年夏に世界的にもっともシェアの高いIEの第7世代(バージョン7.0)がリリースされることをきっかけに、近い将来それらのマイナス要因が少しずつ消えていくことは明らかです。
Cz PLANNIGが予見するこれからのWorld Wide Web
ここ数年、Googleやyahooなどの大手検索エンジンの検索結果表示に変化が現れ始めているのをお感じではないでしょうか。小手先のテクニックだけのSEO・SEMではなく、適切なHTML/XHTML文書構造とマークアップを携えたウェブサイトを上位表示できるようになってきているのです。これはすなわちインターネットを利用するすべての「人」を中心にしたWebデザイン(ヒューマン センタード デザイン)とWeb標準のルールに則った文書構造を重視しようとする流れであり、この傾向は今後ますます顕著に表れてくるでしょう。
そもそも、従来のWeb制作の現場においては、HTML/CSSソースの検証はあまり重要視されてきませんでした。作る側も、観る側も、通常のブラウザで「見栄えのするページ」だけが需要と供給の対象になっていたからです。
しかし、PCやインターネットの普及が過渡期に差し掛かった今、Web標準のあり方が強く見直されているのは、HTML/XHTMLの文書構造の仕組みそのものがインターネットの原点であり、SEO・SEMの根本であるということ、その標準に正しく準拠することがアクセシビリティ・ユーザビリティにつながるという考え方と手法が、すべての人にとってのメリットとなるからです。
活発化する海外でのアクセシビリティの動きを受けて、日本国内でもアクセシビリティの規定化を求める声が高まってきました。
2004年6月21日にJIS規格(ウェブコンテンツJIS)が公示されたこともあり、Webサイト制作時の高齢者や障害者への配慮は、今後必須事項として認識されていくことになります。ウェブコンテンツJISは、アクセシビリティに対する配慮を必要とするユーザーの中でも、特に高齢者や障害者への考慮を重視しているため、確実に高齢化の進む日本では、ウェブコンテンツJIS準拠がウェブサイトにとって重要なステータスとなっていくことでしょう。
事実、官公庁、企業、自治体などにとっては社会的責任と位置づけられる大切な問題であることから、すでに多くの企業や公的機関が積極的な取り組みの姿勢を見せ始めています。
CSSについてはまだ利点ばかりではありませんが、少なくともWeb標準への移行を視野に入れておくことはあらゆる面でとても大切なことです。
Cz PLANNINGが提案するWebデザイン
理想のWebデザインは、個々のウェブサイトの持つ性質(目的、内容、機能など)によって一定ではありません。当然のことながら個人の趣味のサイトと企業や公的機関のサイトではインターネットにおける位置づけが異なりますし、純粋な情報配信サイトと商用(通信販売)目的のサイトをひととくくりにまとめてしまうこともできません。
重要なのは、いかなる目的のサイトであっても、Webデザインというものが、単なる見た目ではなくサイトの土台となる文書構造を表すものであるということ、それがWeb標準に準拠することがアクセシビリティ・ユーザビリティへの配慮であると認識することです。
加えて、HTML/XHTML+CSSを利用した文書構造の組み立てを行っておけば、HTML/XHTMLの更新はもちろん、サイトリニューアル時の手間やコストを大幅に削減することが可能であるということも大きなメリットといえるでしょう。
こうしたことを踏まえると、ウェブサイトの構築を行うには、制作前のWebデザインプランニングがもっとも重要な要素となることがおわかりいただけると思います。
一般的に、ウェブサイト制作会社では、お客様に自身のサイトへの要望を取り入れて制作することが基本となりますが、その主な要素は視覚的要素(デザイン)と機能的要素(ショッピングカート、CGIプログラム)であり、HTML/XHTML/CSSの文書構造は制作側のワークフローに委ねられます。
Cz PLANNINGでは、お客様とのウェブサイト制作やリニューアル(ソースリファイン)のお打ち合わせの第一段階において、アクセシビリティ・ユーザビリティについてご理解いただいた上で、当所独自のアンケートによりウェブデザインの基本構造(制作するウェブサイトの文書型やレイアウト方式など)を決定いたします。
お客様のご要望、目的、ご予算に合うご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
